カメラで美しい夜景を撮る!夜景撮影で必要な設定や、レンズごとの作例を紹介

カメラで美しい夜景を撮る!夜景撮影で必要な設定や、レンズごとの作例を紹介

ミラーレスカメラ、一眼レフカメラを買ったきっかけは人それぞれだと思います。

僕が、ミラーレスカメラのa6000を買ったきっかけは、カッコ良くロードバイクと夜景を撮影されている方によるインスタグラムの投稿でした。

キレイな夜景を背景に映るロードバイクの写真を見て、

『愛車のロードバイクで訪れた場所を、写真でキレイに残したい!』

と、思った僕は、a6000を購入して、

『どのように設定すれば、キレイに夜景撮影が出来るんやろ?』

と、一生懸命にググりました。

今思い返せば、とても懐かしいです。

夜景撮影をキレイに行うためには、カメラの設定やアイテムが必要です。

そして、僕は、数種類のeマウントレンズを所有しているため、各レンズで夜景撮影を行うことができました。

そこで、今回の記事では、

  • 夜景撮影のために知っておきたいカメラの設定
  • 夜景撮影するために必要な機材
  • 様々なeマウントレンズで夜景撮影した作例
  • 慣れてきたら試したい夜景撮影のテクニック(レーザー光線、丸ボケ)

などを紹介します。

夜景撮影が気になる方や、夜景撮影をする時のカメラの設定が知りたい方は、ぜひ参考にされてください。

夜景撮影のために知っておきたいカメラの設定

夜景撮影をキレイに行うためには、必要なカメラの設定があります。

  1. シャッタースピード
  2. f値
  3. SO感度
  4. ホワイトバランス

ひとつずつ設定しておくと、必ずキレイな夜景撮影をすることができるので、順番に説明していきますね。

(1)シャッタースピードは遅めに設定する

夜景撮影のシャッタースピードは遅めに設定

キレイな夜景撮影を行うために、カメラのシャッタースピードを遅めに設定します。

シャッタースピードは、カメラのシャッターが開いてから閉じるまでの時間の長さのことであり、「1/60秒」「1/250秒」「3秒」などの種類があります。

シャッタースピードを遅くすることで、たくさんの光を写真に取り込んで、夜景のような暗い状況の撮影であっても、写真を明るくすることができるのです。

シャッタースピードを設定するためには、カメラのモードを、

・S(スピード)モード

・M(マニュアル)モード

にします。

そして、シャッタースピードを5秒以上を目安にして、遅めに設定しましょう。

(2)f値は8以上に設定する

夜景撮影はf値を高めに設定

夜景撮影を行う場合、カメラのf値を8以上を目安に設定しておきましょう。

f値は、カメラのレンズを通る光の量を数値化したものであり、低くしたり高くしたりすることで、下のような変化が撮影に表れます。

  • 低くする…レンズを通る光の量が多くなり、短いシャッター速度で明るく撮影するため、背景がボケる
  • 高くする…レンズを通る光の量が少なくなり、遅いシャッター速度で撮影するため、全体をくっきり写す

遠い景色の夜景を撮影する場合、カメラのf値を高めに設定することで、写す景色全体をくっきりと写すことができるのです。

そのため、夜景撮影を行う時のf値は、8以上を目安にして高めに設定しましょう。

(3)キレイな画質で夜景を撮りたいならISO感度は低く設定する

夜景撮影する時のiso感度は低めに設定

夜景をキレイな画質で撮りたい場合、カメラのISO感度は、なるべく低く設定することをオススメします。

ISO感度は、カメラ内部にあるセンサーが光を感じ取る度合いのことであり、低くしたり高くしたりすることで、下のような変化が撮影に表れます。

  • 低くする…遅いシャッター速度で、暗めの写真になるが、画質がキレイ
  • 高くする…早いシャッター速度で、明るめの写真になるが、画質が粗い

キレイに夜景撮影を行いたい場合、シャッタースピードの早さよりも、画質がキレイになることを優先したいところです。

そのため、ISO感度は100~400の間に設定しましょう。

(4)夜景の色味をホワイトバランスで決める

夜景撮影の色味はホワイトバランスで決める

夜景写真の全体的な色味は、カメラにある設定のホワイトバランスで変更することができます。

上の写真は、同じ場所で「太陽光」「蛍光灯」2種類のホワイトバランスを適応させたものです。

ホワイトバランスは、撮影する場所の光を補正して、望んだ色調の写真を撮影するための設定のことです。

ホワイトバランスは、先ほど紹介した

  • シャッタースピード
  • f値
  • ISO感度

のように、「これが正解!」というものはありません。

同じ場面の撮影でも、様々なホワイトバランスを設定して撮ることで、自分好みのホワイトバランスを見つけてくださいね。

(ちなみに僕は、青みがかった夜景が好きなので「蛍光灯」「電球」などのホワイトバランスが好きです。)

キレイに夜景撮影するために必要な機材『三脚』

夜景撮影には三脚が必須です

夜景撮影をキレイに行うために必要なアイテムが、カメラを固定する三脚です。

さきほど説明したカメラの設定を反映させた場合、シャッターを押してから撮影するまでの時間がとても長くなります。

その間、カメラを手持ちで構えていると、撮影した写真がブレてしまい、結果的に失敗してしまうのです。

そのため、夜景撮影を行う時は、三脚でカメラをしっかりと固定して、スローシャッターの撮影でも、写真がブレないようにする必要があります。

三脚には、

  • 持ち運びに便利なミニ三脚
  • 高さや向きを調節しやすい従来の三脚

などの種類があります。

ミニ三脚は、コンパクトで携帯性に優れているメリットがある一方で、従来の三脚のように高さや向きを調節しにくいデメリットがあります。

従来の三脚は、高さや向きを細かく調節できるメリットがある一方で、持ち運びに少々不便で、使用する度に組み立てなくてはいけないデメリットがあります。

三脚にカメラを固定して夜景撮影を行う時は、

  • 手振れ補正機能をオフにする
  • シャッターを押した時の振動によるブレを防ぐため、セルフタイマー機能を使用する

などを設定しましょう。

オススメの三脚

       

様々なeマウントレンズで夜景撮影した作例

様々なeマウントレンズで夜景撮影した作例を、各レンズごとに下の順番で紹介します。

  1. SEL30M35
  2. SEL16F28
  3. SEL16F28+ウルトラワイドコンバーター
  4. SEL16F28+フィッシュアイコンバーター

レンズの種類ごとに、写真の写り方も変わってくるので、夜景撮影が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

(1)SEL30M35(単焦点レンズ)

SEL30M35でロードバイクと夜景撮影

(f値:22 シャッタースピード:20s ISO:400)

 

SEL30M35で芦屋浜シーサイドタウンを夜景撮影

(f値:20 シャッタースピード:25s ISO:400)

 

SEL30M35で神戸大橋を夜景撮影

(f値:10 シャッタースピード:4s ISO:400)

 

まず紹介するのは、マクロレンズとしても使用できる単焦点レンズ、SEL30M35で撮影した夜景です。

僕が最初に購入したeマウントレンズがSEL30M35であるため、こちらで撮影した夜景が最も多いかもしれません(笑)

使用したレンズ:SONY eマウント用APS-C専用「SEL30M35」

(2)SEL16F28(広角レンズ)

SEL16F28での夜景撮影

(f値:2.8 シャッタースピード:10s ISO:100)

次に紹介するのは、コンパクトで軽い広角レンズ、SEL16F28で撮影した夜景です。

標準ズームレンズや単焦点レンズよりも、広い範囲を写すことができるSEL16F28で、広く撮ることができました。

使用したレンズ:SONY eマウント用APS-C専用「SEL16F28」

(3)SEL16F28+ウルトラワイドコンバーター(超広角レンズ)

SEL16F28+ウルトラワイドコンバーターによるスカイビルの夜景撮影

(f値:13 シャッタースピード:30s ISO:400)

 

SEL16F28+ウルトラワイドコンバーターによる大阪の夜景撮影

(f値:5.6 シャッタースピード:30s ISO:800)

 

先ほど紹介したSEL16F28に、ウルトラワイドコンバーターを装着して超広角レンズで撮影した夜景です。

  • 梅田のスカイビル
  • 握やかな夜の大阪

なども、SEL16F28+ウルトラワイドコンバーターのセットなら収めることができました。

使用したレンズ:SONY eマウント用APS-C専用「SEL16F28」+ウルトラワイドコンバーター

    

(4)SEL16F28+フィッシュアイコンバーター(魚眼レンズ)

SEL16F28+フィッシュアイコンバーターによる夜景撮影

(f値:22 シャッタースピード:15s ISO:400)

 

(f値:22 シャッタースピード:5s ISO:400)

 

SEL16F28に、フィッシュアイコンバーターを装着して魚眼レンズで撮影した夜景です。

魚の眼で見たように歪ませながらの撮影は、他のレンズとは違った奥行きと面白さが出ます。

天王寺あべのハルカスの夜景撮影に行った時に、『買っておいて良かったなぁ。』と思った組み合わせです(笑)

使用したレンズ:SONY eマウント用APS-C専用「SEL16F28」+フィッシュアイコンバーター

    

夜景撮影に慣れてきたら試したいテクニック

夜景撮影に慣れてきたら、インターネット上で一度は見たことがある下の写真も撮影することができます。

  1. レーザー光線
  2. 丸ボケ

人間の目では捉えられない瞬間を、ファインダー越しに切り取ることができるのもカメラの面白さです。

それぞれ、作例と一緒に紹介しますので、撮ってみたい方はぜひチャレンジしてみてください。

(1)光の軌跡、レーザー光線を撮影する

夜景撮影のレーザー光線

(f値:22 シャッタースピード:6s ISO:400)

夜に車が通っている場面をスローシャッターで撮影すると、光の軌跡を写すことができます。

ネットではよく「レーザー光線」と呼ばれていますね(笑)

レーザー光線を撮影するための設定の目安は、下の通りです。

  • シャッタースピード…10秒~30秒くらい
  • f値…10前後
  • ISO…100~200くらい

ピントは、MF(マニュアルフォーカス)で遠くの街灯などで合わせて、しっかりめの三脚でカメラを固定するとOKです。

夜景撮影に慣れてきた方は、大きな国道沿いなど信号で車が止まりにくい場所にて、レーザー光線の撮影にチャレンジしてみてください。

(2)キレイな丸ボケを撮影する

夜景撮影の丸ボケ

あえて対象の光にピントを合わせないことで、丸ボケを撮影することが可能です。

カメラの設定は、スローシャッターの仕様にして、MF(マニュアルフォーカス)でピントを合わせる時に、光のボケが一番キレイに見える所でシャッターを押します。

そうすることで、光がボケる丸ボケを撮影することができるので、こちらもぜひ挑戦してみてください。

まとめ

夜景撮影で必要な設定や、レンズごとの作例を紹介しました。

夜景撮影をするには、

  • 遅めのシャッタースピード
  • 高めのf値
  • 低めのISO感度

などの設定をカメラに反映させる必要があります。

また、遅めのシャッタースピードによって発生するブレを防止するために、三脚の使用が必須です。

簡単にできる設定を反映させて、三脚を入手することで、夜景撮影は挑戦しやすいので、興味を持たれた方はぜひチャレンジしてみてくださいね。